よくあるご相談事例

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NEW60代 父親(自営業)(相談対象:息子)

26歳で東京の編集関係に就職し、休み無く働いていましたが、仕事が上手くいかず28歳を過ぎたころ実家に帰ってきました。5年近く引きこもり35歳になってしまいました。
帰ってきた当初は実家近くのコンビニでアルバイトをしていましたが、すぐに辞めてしまいなかなか職に就かなかったので、実家の手伝いで配達をやってもらいました。
1年ほど続き安心していましたが、急に「辞める」と言い5年前に退職しました。
その後、すべてに対し投げやりになり、外出は夜中にコンビにのみで、私たちとはほとんど会話もありません。
今では母親に暴言を吐き、心身共に疲れ切ってしまいました。


<支援内容>
スタッフに対し必要以上に話そうとしなかったAさんでしたが、以前努めていた仕事に対しプライドを持って働いていたことを、繰り返し話していました。
「配達が馬鹿らしく感じ退職した」と話してくれたが、理想やプライドが高く現実を見つめることが出来ていなかったので、まず理想とする仕事を紹介するが「週休2日が良い」「給料35万以上が良い」等、好条件の面接先では不採用になる可能性を伝えるが、面接後採用しない会社に不平不満をこぼしていました。
不採用となる理由知り現実を見直していただくため、「職業安定所等で納得できる仕事を探してみましょう」とご本人を説得し数回通い続けました。
現実を受け止められるよう繰り返し話し合い、時には諭しながら少しずつ現実的な条件に合わせ、就職に向けスタッフと方向性を決めていくと現実を受け止め動けるようになりました。
今では印刷関係の仕事に就き頑張っています。

NEW70代 母親(相談対象:息子)

41歳息子の母親です。
大学院を2年で中退し進学塾で講師のアルバイトをしていましたが、27歳頃同棲していた女性と別れ家賃が支払えず自宅に戻ってきてからは、まったく就職活動をする様子も無く部屋にこもりっきりです。
高校のときの交通事故後遺症でヘルニアになり、手術をしたが完治しないため、かなり痛がり立ち仕事は辛いと以前から話していました。
父親との会話を避け私とは用件のみのやり取りで、妹の結婚式にも説得できず出席してくれませんでした。
最近は、夜中に大きな物音や怒鳴り声が聞こえ近所迷惑になっています。
まともに会話が出来ず私達も年金生活のため、いつまでも息子を養っていけません。
プライドを捨て、どんな仕事でも良いので働いてほしいのですが、どのように説得したらよいのか分かりません。


<支援内容>
お預かり当初14年の引きこもり期間がありました。
同棲中に自炊は行っていたため特に問題はありませんでしたが、ヘルニアのため体力が無かったので、スタッフと共にジム通いやウォーキングをほぼ毎日行いました。
仕事に対しては理想が高く、それに伴う経験値の無いことが理解できるまで、現実を受け止められず、納得がいかず、時にはスタッフを罵倒する姿もありました。
「ボランティアなんかしたくない」と拒否が続いたので、まず短時間の仕事をするように勧めました。
週5日4時間勤務の中、人間関係の不満や立ち仕事で疲れていましたが、日々不満を聞き、時には諭したり外食等リフレッシュしたりすることで継続することが出来ました。
無遅刻無欠席を続けると上司からフルタイムへと打診され、今では「疲れる」と言いながら毎日笑顔で出勤しています。

NEW父親 70代(相談対象:息子)

今年で34歳になる息子の父です。
元々金遣いが荒く母親に対し暴言・暴力やお金の無心が続いており、母親も暴力が怖く渡すしかありません。
母親の弟が話し合いを設けてくれたのですが、暴れた勢いで義弟のろっ骨を折ってしまう事態になってしまいました。
このままではいつか事件を起こしてしまうのではないかと不安でなりません。いったいどうすれば良いのでしょうか?教えてください。


<支援内容>
こちらでお預かりの際、説得に10時間ほど掛かりましたが、「気に入らなかったら帰る」と言い、スタッフと共に寮へ来ていただきました。
部屋の鍵を預け夜にはスタッフが引き上げ、翌日訪問すると「監禁されると思っていた」と驚いていました。毎日時間を決め訪問すると、必ず着替えて出迎えてくれました。
「信用していない・出来ない」と言っていましたが、ご両親に対しての思いを吐き出してくれたり会話をする中で急にカッとしたり落ち込んだりでしたが、ありのままの姿を受け止めることでスタッフの逃げない姿勢に少しずつ心を開いてくれるようになりました。
仕事について話が出来るようになると「力仕事はしたいが、人間関係が苦手」と話してくれました。
物流の積込業務の仕事に就くことができ、就業後に毎日、不平不満を聞きながら精神的な安心をもてるようケアしていくと「荷物を上手く乗せられたときの達成感が楽しい」と笑顔が見られるようになりました。

NEW70代 母親(相談対象:娘)

三人姉妹の末っ子35歳娘の母親です。
高校のときに担任と折り合いが悪く、親に内緒で不登校(学校に行ったフリ)が多かったのですが、なんとか高校卒業後、自宅に居たくないとの理由から寮付の会社に就職しました。
その後、人間関係が上手くいかず8ヶ月ほどで自宅に戻ってきましたが、姉2人に正論を言われることを嫌がり、家を出て一人暮らしを始め派遣社員で生活をしていました。
しかし娘が26歳のとき家賃が滞り不動産管理会社から連絡をもらい、仕事もせずマネーローンに手を出し引きこもっていた事が発覚し、父親がすべての支払いを済ませゴミ屋敷だらけの部屋から自宅に戻ってきました。
それからは自分の部屋にこもりっきりで、夜中に食事を取りほとんど会話することもありません。
父親はそのうち何とかするだろうと言いますが、このままでは時間ばかりが過ぎてしまうことが心配でなりません。


<支援内容>
お預かり当初は、話しかけると首を縦か横に振る程度の返事のみだったのですが、「まずは生活リズムを整える事から始めましょう」と伝え、毎朝訪問すると朝食を済ませ室内もきれいに掃除された規則正しい生活を送っていました。言葉数は少なかったですがスタッフと共に散策や買い物し、外出に対し慣れていただきました。
短時間の公園清掃ボランティアへ週3日間スタッフと参加できるようになると、2人の姉は優秀で先生や両親にいつも比べられていたため「自信が持てなかった」と、少しずつ話をしてくれるようになりました。
女性スタッフと一緒に単発バイト(派遣)の経験を重ねた内の1社で、週3日8時間のアルバイトを継続できるようになりました。
体力共に働ける自信が持てるようになると、週5に勤務体制を増やし、今では契約社員としてフルタイムで勤務しています。

会社員 父親 60代(相談対象:息子)

38歳の息子の父です。
中学生まで成績はよく目立った反抗期もなく、世間的には「優秀」だったと思います。
高校を1年で辞めてしまい、その後いくつかアルバイトをしていましたが、いつも続かず22歳くらいから買い物以外ほとんど外出せず、引きこもってしまいました。
なぜ出来ないのか話し合いも試みましたが、将来に対し考えも無く方向性を導いても一向に動きませんでした。
いつの間にか部屋に鍵を付けてしまい何しているのか・・最近は夜中に大きな声を上げたり、物を投げるなどの音が酷く、どうすれば良いのかもう分かりません。


<支援内容>
私たちがお預かりさせていただいた後、会話ができるようになるまでしばらく時間はかかりましたが、あせらせず待つと、今まで辛かったことを話してくれるようになりました。
「出来て当たり前」と親から言われ続け自信が持てない、人とうまく話せない不安を誰にも話せない、気づいたときには友人が離れていってしまったとの事だったので、スタッフとの会話を積み重ね信頼関係を築きました。
仕事に対し不安や抵抗があったため、スタッフとともに障害施設ボランティアに週2日での参加を継続しゲーム参加やお菓子作りの補助など出来る範囲で行ってきました。
当初嫌がっていたボランティアでしたが、人に手を貸し「ありがとう」を言われることが喜びと自信になり、少しずつ自ら話しかけられるようになりました。
今では週5日で早朝より勤務しています。

70代 父親(相談対象:息子)

一人息子27歳の父親です。中学のとき部活の先輩からいじめられ不登校になりがちでした。
歳をとってから授かった子だったので、そのことが原因で周りから色々と言われて嫌な思いをしたようです。
何とか高校に入学したのですが続かず高校1年の夏休み後、行かなくなってしまいました。
昼夜逆転の為、親子間で話をすることもなく部屋にこもりきりで何をしているのか分かりません。
アルバイトでも良いので少しでも外に出て社会と繋がってほしいのですが、どうしたら1歩を踏み出すことが出来るのでしょうか?


<支援内容>
私たちがお預かりさせていただいた後、いじめが原因で人間不信になってしまっている為、スタッフに心を開いていただけるよう毎日訪問して会話を重ね、少しでも外出できるよう促しました。
まずは人目の少ない公園へ散歩に出掛けることから始め、少しずつ行動範囲を広げていきました。
日々コミュニケーションをとることによって本人との心の距離を縮めることができ、過去の嫌がらせや社会に出る恐怖感など、自分の気持ちを話してくれるようになりました。
仕事に関しても「短時間のアルバイトなら...」と、前向きな気持ちになり、表情も段々と明るくなってきています。

40代 事務員(相談対象:弟)

今年45歳になる弟がいます。
3年前まで仕事をしていたのですが、人間関係が原因で辞めてしまい、それからは一度も働いていません。
部屋に引きこもってしまい、一緒に仕事を探そうとしても、嫌がって口もきかなくなってしまいました。
このままだと弟の将来が非常に心配です。
どうしたら弟にもう一度仕事に就いてもらえますか?


<支援内容>
彼は当センターでのサポートを受け、スタッフと一緒にゴミ拾いや苗植えボランティア活動に参加しました。
何度か参加していくうちに少しずつ会話も増えて、アルバイトも自ら進んで探し、週に4.5回のペースで働くようになり今では正社員で警備員をしています。
「仕事に復帰出来て本当に良かった」と話しています。

30代 会社員(相談対象:姉)

今年で35歳になる姉がいるのですが、10年ほど前から対人恐怖症になってしまい、人と話しをするのが嫌だから仕事も出来ないと言い、10年近く働いていません。

外出もほとんどせず、私が買い物へ誘っても行こうとしてくれません。

母親は病気で3年前に亡くなってしまっているので、父と私と姉の3人で暮らしています。食事などは一緒に食べたりするのですが、父ももうすぐ定年になるので、なんとか働いてほしいと思っています。


<支援内容>
彼女は当センターで、まずはコミュニケーションがとれるようになるために、スタッフと時間を決めて毎日散歩をしました。最初はやはり口数が少なかったのですが、毎日繰り返すことによって段々と会話のキャッチボールが出来るようになり、色々な話をしてくれるようになりました。

「お菓子を食べる事が大好き」といっていたので、お菓子作りに行こうと提案し、スタッフとお菓子作りの体験にも参加しました。「初めてお菓子を作ってみて、こんなに楽しいと思わなかった。」と、とても嬉しそうに話していました。

以前は他人と話す事にとても後ろ向きでしたが、今は卒業して都内のスイーツ専門店で働いており、同僚とも自ら積極的にコミュニケーションがとれるようにまでなりました。

現在も当センターのスタッフと交流があり、「今の仕事はとても楽しい。ずっと続けていきたい」と話していました。

40代 自営業(相談対象:息子)

今年24歳になる息子がいます。
大学卒業後、中堅メーカーに就職し営業課に配属されたのですが同僚との競争や上司との人間関係を上手くこなせず会社を休む事が徐々に増えていき、休職扱いとなり、最終的にクビになってしまいました。
それからは自宅(実家)を外出する事もなく一人で部屋に閉じこもり、私達と会話をする事も一緒に食事をする事もなくなってしまい、今に至ります。
かれこれ二年近く、まともに接していないので息子の将来が非常に心配です。


<支援内容>
お母さまからのご相談をきっかけにご依頼となり、息子さまの社会復帰をお手伝いさせていただく事となりました。
数日後に息子さまをご説得するためご実家へお伺いしてお話をしましたが、スタッフの話にはしばらく耳を傾けてはいただけませんでした。
しかしサポート内容等についてご説明すると少しずつ興味を持っていただけ、結果的に当センターでのサポートを受け入れていただけました。
支度を済ませ、寮へと移動する車中では緊張している様子でしたが、本人の趣味の会話などで盛り上がると徐々に緊張がほぐれたようで、落ち着くと過去に働いていた会社での出来事など、ご両親には打ち明けられなかった話をしてくれ、それについてアドバイスや励ましの声を掛けると表情は明るくなり笑顔も見られるようになりました。
寮での生活が始まってからは日々規則正しい生活をしながらプログラムも問題なくこなし、早々に就労の段階へと進めることができ、現在は卒業しておりますが一人暮らしをしながら接客業の仕事を日々頑張っております。
寮を出る際には、
「センターさんのおかげで自信がつきました。今までありがとうございました」
と、嬉しいお言葉を頂きました。

20代 会社員(相談対象:姉)

今現在27歳の私の姉の事になるのですが、4年間同棲していた婚約者との破局が原因で実家に戻って来てからは、勤めていた会社に行く事もなくなり完全にひきこもってしまいました。
再就職の意思もないようで、就職活動もしていません。
実家に戻って来た当初は私に相談してくれたりもしたのですが今では私や両親との接触はほぼ無くなってしまいました。
私たち家族には解決する力はなく、両親はこのままずっと面倒をみていくのだと諦めてしまいました。


<支援内容>
妹さまからのメールでのお問い合わせをきっかけに、お父さまと電話でお話をして詳細をお聞きし、後日当センターへご両親でお越しいただきました。
当センターのサポート内容についてご説明し、その後何度もご相談を重ねてご依頼となりました。
後日、お姉さまが住まれているご実家へスタッフがお伺いしてご説得し、当センターの庇護下での生活が始まりました。
彼女自身もこのままではいけないという意識を持っており、今回の件について、
「妹や両親に心配をかけてしまったことを反省し、不安はありますがこれをきっかけにさせていただいてもう一度頑張りたいと思います」
と、支援について素直に受け入れてくれました。
当センターでの生活が始まってからは日々スタッフとコミュニケーションをとる為、徐々に表情も明るくなり、ボランティアなどの活動にも積極的に参加しました。
入寮してから二週間後には就職についての話を進め、一ヶ月が経つ頃には面接にも採用し、
希望していた接客業の仕事に就くことが出来ました。
彼女は二ヶ月で当センターを卒業しました。
その後は実家へは戻らずしばらく一人で生活をしたいとの彼女の意思を尊重し、スタッフと相談しながら現在は職場の近くにアパートを借りて生活しています。
卒業後もスタッフと頻繁に連絡をとっており、仕事も順調に継続できているとの事です。
ご家族とも一ヶ月に一度は会って一緒に食事をしており、ご両親さまから関係は良好とのご報告をいただいております。

人には見えない家族の引きこもり

限界を超える前に手を差し伸べてください。

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